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ASSOCIATE INTERVIEW

ASSOCIATE 
INTERVIEW

PROLOGUE

ベンチャー企業に投資するだけでなく、並走者としてさまざまなサポートを行うキャピタリスト。業務も、投資候補先のソーシングから投資先へのハンズオン支援、イグジット支援まで多岐にわたります。UTECでキャピタリストとして働く醍醐味はどこにあるのか。パートナーの坂本教晃が、若手3人にインタビューしました。

TALK MEMBER

  • シニアアソシエイト/データサイエンティスト 林 佑樹

    シニアアソシエイト/
    データサイエンティスト

    林 佑樹

    Yuki Hayashi

  • アソシエイト 鈴木 慈温

    アソシエイト

    鈴木 慈温

    John Suzuki

  • アソシエイト 塩原 梓

    アソシエイト

    塩原 梓

    Azusa Shiohara

  • 取締役/パートナー 坂本 教晃

    取締役 / パートナー

    坂本 教晃

    Noriaki Sakamoto

SECTION 1

今回座談会に参加した3人のバックグラウンドはさまざま。共通しているのは、イノベーションを世に送り出すことに貢献したいという思いでした。

- なぜUTECを選んだのか、VCとは

坂本

そもそもUTECで働こうと思った経緯と、今のVCとしての仕事内容を教えてください。

私は東大の学部で機械学習の研究をする傍ら、スタートアップでインターンとしてデータサイエンティストをしていました。そのときから経営者の近くで働きたいという思いは持っていました。さらに学部4年のとき、AI領域で起業した会社が続々と上場して、それをフィクサー的に担う存在としてVCに注目。ちょうどそのころUTECがデータサイエンスを用いたソーシングを開始することになり、最初はリサーチアシスタントとして参画しました。

現在の仕事を大きく分けると、新規投資候補先のソーシング、既存の投資先に向けたバリューアッド、そしてファンド全体に貢献する活動、の3つになります。ユニークなのは3つ目でしょうか。UTECは、各メンバーが自分の強みを活かして主体的にファンド全体に貢献しています。たとえば、国際経験が豊かな人はグローバルへのリーチを担ったり、アカデミアに近い人は大学とのネックワークづくりに貢献したりします。私の場合は、応募のきっかけにもなったデータサイエンスを用いたソーシングや、社内のナレッジシェアです。

鈴木

私は小学校から高校までスイス育ち。ケンブリッジで修士まで取った後、化学会社の製薬部門で営業をしていました。仕事は充実していましたが、自分としてはサイエンスとテクノロジーのイノベーションを育てることに携わりたかった。そこでアーリーステージのディープテックのVCで働くことを決意。転職のため、まずMBAを取得しようとハーバードのビジネススクールを受験して合格しました。ところが留学直前にパンデミックで延期になってしまって……。

しかし、延期は私にとって最高の機会になりました。ボランティアでいいからVCで働いて経験を積みたいと考え、日本を代表するディープテックVCとして海外でもたびたび名前を聞いていたUTECにアプローチ。インターンとして2カ月働いた後、アソシエイトになりました。

林さんが紹介した3つの領域は私もやっていますが、UTECらしさを感じるのは投資先へのバリューアッドですね。シード、アーリーでのハンズオンなので、経営者と毎日連絡を取り合うくらいに投資先と距離感が近い。投資先にここまで愛を注ぐVCは珍しいと思います。

塩原

サイエンスベースのイノベーションによる社会課題解決に貢献したいという思いから、大学では薬学部に進学しました。修士の後は、コンサルティングファームで製薬会社や医療機器メーカーのR&D戦略や新規事業戦略策定に関わりました。ただ、その中で、ライフサイエンスビジネスに国境がないことを実感し、ビジネスをするうえで自分に海外経験がないことが不安になりました。そこでロンドンに留学してMBAを取得しました。現地でロンドン出張に来ていたUTECメンバーと会う機会があり、それが縁で帰国後に参画しました。

日本は、大学の研究は強いのです。しかし、その事業化がうまくいっていません。そこに問題意識を持っていたので、VCの仕事は挑戦し甲斐があると思っていました。VCの中でもUTECを選んだのは、「人類課題を解決する」というミッションを掲げていたから。人によっては青臭く感じるかもしれませんが、坂本さんをはじめみなさんが本気でそう考えているのが伝わってきて、私もここで働きたいと思いました。

SECTION 2

実際に参画してUTECでの仕事やカルチャーについてどのような感想を抱いたのか。本音を語ってもらいました。

- UTECで働くこと、実際の姿

坂本

実際にUTECで働いて、どんな印象でしょう?ぶっちゃけた話も是非。

案件を早く任せてくれたことがうれしかったですね。最初はパートナーと一緒に案件をつくっていくのですが、入社月には投資委員会でのプレゼンをやらせてもらえて、半年後には新規投資先候補との信頼関係を築くところから自分がフロントに立って遂行しました。

鈴木

僕も入社月にいきなり投資委員会でプレゼンをやらせてもらえて、びっくりしました。

キャピタリスト本人の哲学を尊重してくれることもありがたいですね。ベンチャー投資は、全会一致でみんながいいと判断するものが必ずしも成功するわけではありません。むしろ見方が割れる投資先でもリターンが返ってくることが多々あります。とくにディープテックへの投資は足が長くて、判断が難しい。投資委員会では喧々諤々の議論が行われますが、シニアのメンバーはディープテック投資の難しさを自ら経験をしているからか、一人ひとりの投資哲学を最大限尊重してくれます。

鈴木

UTECは信じる力を尊重してくれるカルチャーです。まずはキャピタリスト自身が「この技術が世界を変えるんだ」とアップサイドを強く信じていないと投資は始まりません。そしてその後にみんなでオープンなディスカッションするのですが、人がやりたいことをつぶすというより、応援するためにリスクを洗い出すという雰囲気かな。本人の思いを尊重するのは、アソシエイトが起案したときも同じ。非常にフラットな組織だと感じます。

塩原

何かやりたいことがあったときに、メンバーが有機的に連携してチームをつくって進めていくところもUTECの特徴ですよね。たとえば「インターナショナルのアウトリーチでこんなことができたらおもしろいよね」という日々の雑談からチームができたり、「こんなことやりますが、興味ある人は返信ください」とメッセージを投げると反応があったりします。ジョブディスクリプションに従って決まったことだけやるのではなく、ミッションやそれぞれの関心をベースにして協力し合うカルチャーは、とても心強いです。

SECTION 3

キャピタリストとして投資先とかかわる醍醐味はどこにあるのでしょうか。これまでの経験で充実感や達成感を感じた瞬間を語ってもらいました。

- UTEC、VCの醍醐味

坂本

自分たちがどう動くかによって世界が変わるかもしれない――。そう感じられる仕事はそう多くありません。世の中で世界一の仕事は起業家で、二位がVCというのが私の持論です。これまでどのような瞬間にやりがいを感じましたか?

鈴木

やはりバリューアッドできた瞬間だと思います。私は海外の投資先の支援をしています。その中の一つである医療機器ベンチャーが日本でPoCできる体制が整いつつあり、投資先に「君がいなければできなかった」と言われたときはうれしかったですね。

あとは、自分のネットワークで貢献ができたときにもガッツポーズです。具体的には、ケンブリッジ大発のVCであるAmadeusとUTECをつなげて、2021年8月に新たな協働プログラム「AUGMENT」が始まりました。ここから国境を越えたイノベーションが生まれたらいいなと。

塩原

私はアカデミックの第一線で活躍されている研究者の方々と信頼関係を築けたときでしょうか。その研究領域でブレイクスルーを起こすようなデータを共有していただいて、それをどのように事業化していくのかを一緒にディスカッションしていくのですが、これまでのサイエンスのバックグラウンドも活かしつつ、最新の論文を読み込んでいくのは最低条件。そのうえで先生方が気づいていなかった事業上の論点を提示して、初めて先生方に価値を感じてもらえるんです。出会ってから事業計画をつくるまでのプロセスは大変ですが、だからこそやり甲斐があります。

新しい案件をキックオフできたときや、その後、他の共同投資家も認めてくれてアップラウンドしたときは、もちろん嬉しいです。それにもう一つ加えると、自分の成長を感じたときでしょうか。優秀な起業家、UTECのパートナーや優秀な共同投資家の方々と一緒に働いていると、得るものが本当に大きくて。日々、自分の引き出しが増えている実感があります。

鈴木

わかります!成長は自分も感じています。すごいスピード感で案件に取り組むので、この1年強はビジネスパーソンとしての基礎体力がしっかりついた気がします。

坂本

正直、優秀な人は勝手に育ちますからね。ただ、人は背伸びをしたときに育つので、新しい未知の課題が次々に降ってくるVCは育ちやすい環境だと言えるかもしれません。アソシエイトにもどんどん任せるUTECは、とくに成長機会が多いと思っています。

SECTION 4

アソシエイトとしてキャリアを積んだ先に、どのような未来を見据えているのか。3人に今後の展望を明かしてもらいました。

- アソシエイトが見据える未来

坂本

将来のキャリアプランってどんなイメージで考えられているんですか?

塩原

この世界に飛び込んだときから、日本のアカデミック発で世界の課題を解決する事業をつくりたいという思いは変わっていません。日本では、とくにライフサイエンス領域でその成功事例が少ない。まずはキャピタリストとして成功事例をつくること。それができれば、将来、自分が経営者になって課題解決に挑戦するという選択肢が見えてくるかもしれません。

案件で言えば、気候変動や人口減少など、とてつもない規模の社会課題解決を図る企業、そして国内資本に限らずにボーダレスな資本を巻き込んで成長していく企業に投資をしたいですね。将来は、投資家としての立場に限らず、事業家として関わる立場も視野に入れています。VCは打席に立つチャンスが多い業界なので、そのとき自分がどう判断するかでしょう。いずれにしてもテクノロジーと経営が交差するところに身を置き続けたいですね。

鈴木

延期していたハーバードのMBAが、今年7月から始まります。ハーバードでは、自分と同じくイノベーションやグローバリゼーションのマインドを持った仲間たちとのネットワークを構築していきたいです。私個人の夢は、個々がプロアクティブに動く組織をリードできる人間になることです。MBAはその夢に向けての次の一歩だと思っています。

UTECは「イノベーションの近くにいたい」という私のパッションを評価して働く機会をくれました。私がどこにいるにせよ、VCのエコシステムの中で関わりはずっと続きます。今度は私がハーバードでつくったネットワークを活かして恩返しをしていきたいです。

坂本

新卒で参画した林さん、事業会社の経験がありMBA取得後に参画した塩原さん、そしてMBA取得前の鈴木さん。キャリアは三者三様ですが、VCはこれまでにない新しいものに触れる業界だけに、画一的ではない人が揃っていることが強みになります。今後も経歴を問わずに優秀な人に参画してもらいたいし、私たちもそういう人を惹きつけられる組織であり続けなくてはいけません。テクノロジーVCというエキサイティングな仕事にチャレンジしたい方の積極的なご応募、お待ちしております。

PROFILE

シニアアソシエイト/データサイエンティスト 林 佑樹

シニアアソシエイト / 
データサイエンティスト

林 佑樹Yuki Hayashi

2017年よりリサーチアシスタントとしてUTECに参画し、デューデリジェンスや投資先への戦略提案に従事してきた他、社長とのデータサイエンスプロジェクトを遂行中。

2019年より現職。
UTEC参画以前は、東京大学大学院において、FAS産業のクライアントに対し、機械学習を利用した業務効率化の提案・ソフトウェア開発に従事。

それ以前は、東京大学において、時系列解析・機械学習分野の研究に従事。大学在学中、アドテクスタートアップの日本法人において、社内データ基盤の構築に従事。

アソシエイト 鈴木 慈温

アソシエイト

鈴木 慈温John Suzuki

2020年7月にボランティアとしてUTECに参画したのち同年11月よりアソシエイト。主にヘルスケア&ライフサイエンスとフィジカルサイエンス&エンジニアリング分野の投資先の新規投資案件提案、デューデリジェンス、既存案件のビジネス構築戦略提案、海外展開などのサポートに従事。

UTEC参画以前はケンブリッジ大学工学部化学科卒業、同大学院化学工学学部バイオテクノロジー科修了後、ギレアド・サイエンシズ(カリフォルニア)でのインターンを経て高砂香料工業株式会社(ロンドン)に入社。野依触媒を使った高純度医薬中間体の受託製造、連続製造技術の大手製薬会社への販売促進、プロジェクト管理、価格戦略提案、法的文書などの技術翻訳を経験。

2020年3月ハーバードビジネススクール経営大学院(MBA)合格。

アソシエイト 塩原 梓

アソシエイト

塩原 梓Azusa Shiohara

2021年9月よりUTEC参画。

バイオテク、ヘルスケア分野を中心にシード/アーリーステージの投資業務を担当。

UTEC参画以前には、アーサー・ディ・リトルにて、ヘルスケアチームのマネジャー。製薬企業・医療機器企業を中心に、新規事業戦略、R&D戦略など様々なプロジェクトに従事。

東京大学薬学部卒、同大学院薬学系研究科修了、ロンドン・ビジネス・スクール経営学修了(MBA)。

取締役/パートナー 坂本 教晃

取締役 / パートナー

坂本 教晃Noriaki Sakamoto

経済産業省では、中小企業金融円滑化関連法案や家電リサイクル法の法案作成業務や未踏ソフトウェアプロジェクトに従事。退官後、アパレル流通のファミリービジネスに参画し、新規事業立上げ及び事業整理を実施。

McKinsey&Company では、日本・東南アジア・欧州を中心に製薬、医療機器、自動車、ハイテク、消費財、金融機関等の業界各社に対し、営業・マーケティング、SCM、M&Aに関するプロジェクトに従事。

これまで株式会社自律制御システム研究所/ACSL(2018年12月東証マザーズ上場:6232)等の社外監査役、ニューラルポケット株式会社(2020年8月東証マザーズ上場:4056)、株式会社JDSC(2021年12月東証マザーズ上場:4418)、株式会社Finatextホールディングス(2021年12月東証マザーズ上場:4419)、Institution for a Global Society株式会社(2021年12月東証マザーズ上場:4265)等の社外取締役を務めた。

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