PORTFOLIO
PORTFOLIO COMPANIES
Oxford Quantum Circuits Limited
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- Founding CEO and Director:
- Ilana Wisby 氏
COMPANY PROFILE
現代物理学のブレークスルーである量子計算技術を応用し、あらゆる分野で革命を起こす
Oxford Quantum Circuits (OQC)は汎用性のあるゲート方式の超伝導量子コンピュータを開発するオックスフォード大学発スタートアップであり、欧州における量子技術領域のリーディングカンパニーである。量子力学の原理を利用して従来のコンピューターでは取り組めなかったさまざまな業界が直面する困難な課題に対して、革新的なソリューションを提供する。量子チップと配線を完全分離するoff-chip wiringを可能とする3次元アーキテクチャによる量子チップ開発ができる唯一の量子コンピューティング・ハードウェア企業
COMPANY STORY
起業の発端
オックスフォード大学のResearch Fellowであり、英国の超電導量子コンピュータ開発を主導するPeter Leek博士が2017年に3次元アーキテクチャによるパッケージング技術「Coaxmon(コアックスモン)」を発明し、特許を取得するとともに、英国オックスフォード大学からスピンアウトさせ、2017年6月に創業
強み(競争優位性)
量子チップと配線を完全分離するoff-chip wiringを可能とする3次元アーキテクチャによる大規模集積化可能な特許技術「Coaxmon」を有する。2022年2月には世界で4番目にAmazon Web Serviceに採択され、2022年9月にCyxtera(UK)、2023年2月にEquinix(天王洲アイル)と世界に先駆けてデータセンターにマシン(Toshiko、32QPU)を導入し、NISQ(Noisy Intermediate-Scale Quantum Computer)時代の商業化を牽引
UTECのバリューアップ(貢献)
東京大学を含むアカデミアとの連携、日本/APACへの進出・日本チーム採用サポート、シリーズAからシリーズBまでの資金調達サポート
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OQCの希釈冷凍機の内側
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量子チップと配線を完全分離するoff-chip wiringを可能とする
3次元アーキテクチャ「Coaxmon」 -
OQCの創業者Peter Leek博士
STORY LIST UTECが投資している方々やEXIT済み企業とのインタビューを掲載しています。