PORTFOLIO
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COMPANY PROFILE
効果が高く安全かつ低コストな核酸医薬品を創生し、医療経済界に改革をもたらす
タグシクス・バイオ株式会社は、最新の遺伝子工学と核酸化学の技術を駆使して、新しい塩基対を組み込んだ創薬基盤システムを作り上げ、高機能の核酸分子「Xenoligo™」を作ることを可能にした。独自に開発した新しい塩基を含む多様な構造の特殊DNAライブラリ―から、疾患の原因となる標的分子にのみ強い親和性を有する分子を単離した後、安定化と最適化を行い、医薬品としての候補物質・Xenoligo™を創り出す。Xenoligo™は、従来の低分子医薬品や抗体医薬よりも高特異性・高親和性を持って標的分子に結合するため、次世代の医薬品となることが期待されている。また、化学合成で製造するため、安価で、品質管理された安定的な供給が可能。タグシクス・バイオは、自社開発の創薬と同時に、国内外の製薬企業との共同開発提携により、高機能性のある核酸医薬品を創出する創薬事業を展開する。
COMPANY STORY
起業の発端
「人工塩基対技術」の普及と幅広い分野での実用化を目指して、元・理化学研究所合成分子生物学研究チームリーダーの平尾一郎氏が中心となり2007年3月に創業。2016年より、創薬開発を主事業として活動開始
強み(競争優位性)
独自開発の創薬探索技術を用いて、核酸医薬品(Xenoligo™)を効率よく創り出すことができる。Xenoligo™の標的物質に対する高い親和性と高い選択性、独自開発の安定化技術が強み
UTECのバリューアップ(貢献)
経営体制の構築や資金調達、事業提携などのサポート
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疎水性の塩基Dsを含むXenoligo™と、標的タンパク質との結合
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STORY LIST UTECが投資している方々やEXIT済み企業とのインタビューを掲載しています。