PORTFOLIO
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オリシロジェノミクス株式会社 (Exit済)
COMPANY PROFILE
革新的なDNA合成・増幅技術を基盤とした合成生物学企業
無細胞系による長鎖DNAの合成・増幅技術を利用した製品・サービスを提供する。研究用試薬の製造・販売、DNAライブラリー作成を中心とする共同開発、プラスミドDNA製造のための技術ライセンスを事業の3本柱とする。
COMPANY STORY
起業の発端
当社創業者の一人である立教大学末次正幸教授が内閣府の研究促進制度であるImPACTプログラムの下で、細胞を使わずに長鎖DNAを増幅する画期的な技術を発明。バイオの新たな成長分野として期待される合成生物学の基盤技術として実用化する目的で、UTECが主導し2018年12月に起業
強み(競争優位性)
バイオの研究開発に欠かせない長鎖DNAの増幅には従来、大腸菌をはじめ微生物の細胞が使われ、手間と時間がかかっていた。当社技術では細胞を使わずにたんぱく質のみで増幅でき、増幅の大幅な効率化に成功。また従来手法では不可能だったDNA配列の増幅も可能となり、増幅対象を飛躍的に拡大できる。複数のDNA断片を同時に連結させて長鎖DNAを高効率に合成する技術も保有しており、増幅と連結の技術を組み合わせてゲノムサイズのDNAを高効率かつ簡便に合成することが可能
UTECのバリューアップ(貢献)
この技術の革新性に早い段階から注目し、経営チームの組成を含む当社の起業プロセスを主導。その後も事業会社との提携交渉や知財構築、人材採用などで支援
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大腸菌ゲノムの複製プロセスを試験管内で再現
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DNA断片からゲノムサイズのDNAを効率的に合成
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粘性の高い、合成された長鎖DNA
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