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COMPANY PROFILE
日本発のがん術中迅速診断のためのナビゲーションドラッグの開発
五稜化薬株式会社は東京大学大学院薬学系研究科浦野泰照教授が発明した蛍光プローブを基に、ライフサイエンス向け蛍光試薬ならびにがん蛍光診断薬の臨床開発をおこなうベンチャー企業。
この蛍光プローブはアクティベイタブル型蛍光プローブと呼ばれており、このシステムは測定対象物質が存在しない場合は無蛍光で、存在する場合は蛍光を発するメカニズム。従って、蛍光のオンオフのS/N比が高いために、とても視認性の高い蛍光プローブだ。この技術をがん診断技術に応用すれば、術中において1分程度の短時間でしかも高輝度にがん部位のみを光らせる事ができる。その結果、がんの切除において取り残しを最小化できる、手術時間を大幅に短縮できるなどの効果が期待されている。
この蛍光プローブはアクティベイタブル型蛍光プローブと呼ばれており、このシステムは測定対象物質が存在しない場合は無蛍光で、存在する場合は蛍光を発するメカニズム。従って、蛍光のオンオフのS/N比が高いために、とても視認性の高い蛍光プローブだ。この技術をがん診断技術に応用すれば、術中において1分程度の短時間でしかも高輝度にがん部位のみを光らせる事ができる。その結果、がんの切除において取り残しを最小化できる、手術時間を大幅に短縮できるなどの効果が期待されている。
COMPANY STORY
起業の発端
ケミカルバイオロジーを駆使した創薬支援のための研究試薬開発や蛍光プローブの医療応用を目指し、北海道大学の知財を活用して2010年7月に札幌で創業
強み(競争優位性)
創業後、東京大学の浦野泰照研究室が開発した蛍光色素や診断薬のプラットフォーム技術を導入することができたこと、並びにそれら色素の効率的な合成能力を自社に保有していること
UTECのバリューアップ(貢献)
東京大学への紹介、事業計画の構築及び資金調達や人材紹介などのハンズオン支援
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がん検出の反応機構
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ヒト食道がんESD摘出検体にEP-HMRGをスプレーする前(左)とスプレーした後5分(中央)、 スプレー後10分(右)の色調変化。(がん部位は左写真の点線で示した部位。中央付近の緑に光っている部位がEP-HMRG による蛍光シグナル)
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STORY LIST UTECが投資している方々やEXIT済み企業とのインタビューを掲載しています。