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RegCell社 創業者の坂口志文先生がノーベル生理学・医学賞を受賞されました。

UTECの投資先であるRegCell社の創業者、坂口志文先生(大阪大学栄誉教授・京都大学名誉教授)が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。日本人で今世紀の自然科学系のノーベル賞の受賞は20人目となります。

坂口先生は自己に対する異常な免疫反応や、アレルギーなどの過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞(Treg)を1995年に発見され、その後もTreg特異的転写因子Foxp3を2003年に発見されるなど、長年に渡り、自己免疫疾患の治療法、がん免疫療法、移植臓器に対する免疫寛容誘導などの研究開発を続けてこられました。

RegCell社は、坂口先生の研究成果を臨床応用することを目的として2016年に設立されました。安定性・安全性・機能性で優れた制御性T細胞を作製する技術をコアに、自己免疫疾患や炎症性疾患を対象とした細胞治療の開発を進めています。

UTECは、経営体制構築、グローバル展開推進、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」での開発支援などを通じて、同社を支援してまいりました。坂口先生の長年の研究成果が世界最高峰の栄誉として認められたことを、心よりお祝い申し上げます。

詳細については、RegCell社のウェブサイトをご覧ください。
https://regcellbio.com/