PORTFOLIO
PORTFOLIO COMPANIES
COMPANY PROFILE
日本発のゲノム編集技術を通じて国内外の創薬、農業、物質生産の産業革新に貢献する
エディットフォース株式会社は、核酸(DNA/RNA)操作技術による創薬および種苗開発を行うベンチャー企業。同社は、2015年に技術商社であるKISCO株式会社及び九州大学の中村崇裕准教授(2021年現在は教授)により設立され、UTECも同年より支援に加わってきた。エディットフォースは、独自のゲノム編集に加えて、ゲノムスケールでのRNA操作を可能にする世界初の「トランスクリプトーム編集」ツールを提供する。本編集ツールは中村崇裕博士が発明したPPR(pentatricopeptide repeat)タンパク質のエンジニアリング技術に基づいている。エディットフォースでは、元来植物免疫に関連するPPRタンパク質を研究し、PPRタンパク質が核酸配列 (DNA/RNA)を認識するメカニズムを解明することにより、PPRを用いた新規ゲノムデザイン/プログラミングツールを製薬、農業等へ応用していく。
COMPANY STORY
起業の発端
海外で先行するZFN、TALEN、CRISPR等のゲノム編集技術に対し、日本発のゲノム編集技術を事業化すべく、九州大学の中村崇裕准教授が発明したPPR技術をコア技術として2015年5月に設立
強み(競争優位性)
PPR技術はゲノム編集の主流であるDNAのみならず、その下流であるRNAの認識が可能。DNA/RNAの両方が編集可能な世界初のゲノム編集ツール。競合技術では困難なRNA編集技術に基づくRNA創薬などの事業展開が可能
UTECのバリューアップ(貢献)
事業計画のブラッシュアップや経営人材及びパートナー等の紹介。IPOやM&Aなどのエグジット体制構築支援
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PPRがDNA/RNAに作用する模式図
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STORY LIST UTECが投資している方々やEXIT済み企業とのインタビューを掲載しています。