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CROSS TALK

HOW UTEC WORKS

TALK MEMBER

  • 宇佐美 篤
    Atsushi Usami
  • 坂本 教晃
    Noriaki Sakamoto
  • 吉岡 ふみ
    Fumi Yoshioka

SECTION 1

- どのようにしてUTECにジョインしたのでしょうか?

宇佐美

まずUTECを知ったのは、大学院博士課程のときにUTECのサマーインターンに参加したのがきっかけです。私は当時、脳の基礎研究に携わっていました。インターンを通して、先端的な技術に関わりながらも、技術を社会に実装させ、社会を大きく変えていく一翼を担うベンチャーキャピタリストの仕事を知り、関心を持つようになりました。その後、シンクタンクを経て、3号ファンドの立ち上げ時にUTECに参画しました。

坂本

私は大学卒業後に経済産業省に入り、外資系コンサルティングファームなどを経てUTECに入りました。宇佐美と同じく、ベンチャーキャピタリストとして投資部に所属しています。UTECに入りたいと思ったのは、経済産業省時代に未踏ソフトウェアプロジェクトを担当している時、UTECに訪問して出会ったスタートアップの経営者が本当に印象的だったことから、一緒に働いてみたいと思ったことがきっかけです。

吉岡

私は管理部に所属しています。前職は監査法人、会計事務所におり、上場準備会社やマザーズなどの新興市場系の上場会社の監査に携わっていました。UTECのファンド監査も担当していたので、その当時から「UTECの人たちとなら、いろんな波があっても一緒に働けるな」という安心感がありました。ベンチャー業界にも関心があったので、UTEC3号ファンドの立ち上げ後、ご縁あって入社しました。

- UTECのワークスタイルを教えてください。

坂本

UTECにはさまざまなバックグラウンドでのメンバーがおり、ビジョンと方針をファーム全体で共有したうえで、各案件は基本的に複数名のチームで担当します。各自は得意分野を生かして自発的に考えることが求められています。指示を待っていてもだめで、ビジョンや基本方針を実現するために主体的に決めて積極的に動かなければいけない、そんな職場ですね。全員参加が求められるミーティングのほかの予定は、基本的にチームや各自の裁量に任されています。

宇佐美

ファーム全体で、UTECのこれまでの約80社に及ぶ投資活動の蓄積による知見や教訓を共有した上で、各メンバーが主体性を持って活動し、チームワークをしています。「この状況での事業の急拡大は失敗する」「この会社にはこうした人物の参画が必要だ」などといった、これまでのさまざまな蓄積が共有されているからこそ、自由度の高いワークスタイルが実現しているのだと思います。

吉岡

投資部のみなさんは投資先とのミーティングやソーシング活動で外に出ていることが多いので、終日オフィスにいるのは基本的にバックオフィス業務を行う管理部という感じです。比較的静かで集中して仕事がしやすい職場ではありますね(笑)。

SECTION 2

- 管理部門はどんな仕事をしているのでしょう?

吉岡

管理部門の主な仕事は、いわゆる一般事業会社の総務・人事・経理等といったUTECの管理業務と、UTECが運営するファンドの管理運営業務になります。後者には例えばファンドに出資いただいているLP(出資者)様向けのレポートを作成したり、そのレポート作成に必要な資料を投資先ベンチャー様から収集したりといったお仕事があります。社外に出て打ち合わせを重ね、投資先企業の意思決定に関わる判断をする投資部とは対照的に、どちらかというと“守り”のお仕事が中心ですね。

坂本

裏方の印象を受けるかもしれませんが、管理部は、社内はもちろん、LP、投資先企業を支える大黒柱のような存在です。

吉岡

「丁寧に、迅速に、正確に」というのが重要だと思っています。管理部の仕事の難しいところでもあり、必ず求められるのは、常に失敗しないこと、様々な状況をイメージして事前に備えておくことだと思っています。

SECTION 3

- UTECでの仕事の醍醐味について
教えてください。

坂本

投資先の企業の重要な意思決定に主体的に関わることができるということでしょうか。ベンチャーキャピタルの仕事では投資先の経営者との間で、その場での判断が求められることが多いです。大きな方針のもとで、自分自身が投資先企業に対して負っている責任がとても大きいことは、この仕事のやりがいであり、UTECで働く醍醐味だと思います。

吉岡

日本で眠っている技術で世界を変えるという熱意を持ったベンチャー企業を、側面からではありますがサポートするような仕事ができている、というのはやりがいを感じるところですね。

- ベンチャーキャピタリストという職業の
魅力とは何でしょう?

宇佐美

ベンチャーキャピタリストの魅力というのは、「同時に様々な技術に関わることができること」、そして「それらの組み合わせで時には産業の創造や変革をもたらし得るきっかけになれること」だと思います。今、「新産業創造」ということがいろいろな場で叫ばれていますが、産業が形成されるためには、様々な技術が必要と考えます。投資を通し、多数の会社の創業や経営に同時に関わっているベンチャーキャピタリストは、次の産業形成の息吹に触れる機会を最も多く持つ職業のひとつだと思います。金融業界に関心のある方だけでなく、技術バックグラウンドをお持ちの方にも、是非この業界に入ってきていただきたいと思っています。

坂本

アメリカでは、MBAのトップ層の中でもベンチャーキャピタルのキャリアを選ぶ人が一定層います。理由は様々ですが、ベンチャーキャピタルのキャリアを通して習得できる経験が他には替えられないほどに魅力的であることが挙げられるでしょう。それに加え、大変なこともありますが、これほどやりがいのある楽しい仕事はなかなかないと思っています。

SECTION 4

- 「こんな人にUTECに入ってほしい」という
人物像を教えてください。

坂本

UTECのビジョンを実現するために、スピード感を持って自分で考え、動ける人が力を発揮できると思っています。
また、私たちは多様性を歓迎します。ベンチャーキャピタルは、いろんな要素の掛け合わせによって効果が最大化する組織です。たとえば私は外資系コンサルティングファームのバックグラウンドがあるし、宇佐美も博士号を取得し研究者としてのキャリアの第一線を走っていた人です。それぞれ違う強みを持った人が同じ組織にいることに意味があるのです。

宇佐美

UTECに新風を吹き込んでいただけるような、自由な発想を持った方に入っていただきたいと思っています。何でも話しやすい社風なので、お互いに影響を受けながら、ともに成長していこうという機運が強い組織です。ぜひいろんなバックグラウンドをもつ熱意を持った方に入っていただいて、UTEC自身も進化しながら、起業家とともに社会や産業をより良い形に変革していくことができたらと思っています。

- UTECに向いている人は、どんな人でしょうか?

吉岡

そうですね…UTECのビジョンに共感頂ける方というのはもちろん、管理部でしたら「丁寧に、迅速に、正確に」お仕事いただける方、周囲との協調・バランス感覚に優れた方が向いているのだと思います。

坂本

投資部に関しては、リスクをとってでも、「仕掛けられる人」が向いていると思います。細々と言われなくても、ビジョンを実現するために、自分で仕掛けて、自分で成果を出していける人。リスクを恐れずに、フットワーク良くチームとして動ける人に向いている会社だと思います。