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COMPANY PROFILE
医療イノベーションで「疾患になりにくい社会」を実現し、健康長寿と医療費削減に貢献
広島大学大学院医歯薬保健学研究院・細胞分子生物学研究室の田原栄俊教授の研究成果を、疾患予防の向上、がんや生活習慣病の超早期発見に活かして、国民の健康増進に貢献するために設立された大学発ベンチャー企業。同社のテロメアGテール長測定技術は、病気にかかりにくい身体作りに貢献する未病検知に応用可能。また、同社の疾患特異的マイクロRNAのバイオマーカー検査技術は、疾患の超早期発見検査に応用可能。これらの検査技術は、各々「テロメアテスト」「ミアテスト」として契約医療機関によって実施されており、血液のみを用いる検査のため受検者の身体への負担が少なく、これまでの腫瘍マーカーなどを用いる血液検査よりも超早期に疾患を発見できる利点がある。また、研究機関からの委託検査も実施するとともに、保険商品への検査結果の活用など新たなビジネスも展開していく予定。さらに中長期的には、検査サービスの海外展開とともに、検査後のフォローアップとしての「疾患予防プログラム」の構築、核酸医薬等の創薬なども、他社とアライアンスを組みながら行うことで、さらなる健康長寿社会実現に向けた取り組みを行っていく予定。
COMPANY STORY
起業の発端
広島大学田原栄俊教授が、一緒に研究した学生を若年性胃がんで亡くし研究の実用化の重要性に気づいたことをきっかけに、自ら開発したGテール長測定技術を未病検知検査へ応用・事業化することを決断。さらにマイクロRNAによる早期発見検査により健康長寿社会に貢献したい
強み(競争優位性)
世界唯一のテロメアGテール長測定技術を用いた「未病検知検査」と独自の疾患特異的な体液中マイクロRNAによる「疾患の早期発見検査」を日本で初めて開始
UTECのバリューアップ(貢献)
資金調達やガバナンス体制構築面でのサポート
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未病を検出して健康長寿をめざす
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テロメアテストで加齢疾患のリスクを検出
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ミアテストでがん・認知症を早期発見
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STORY LIST UTECが投資している方々やEXIT済み企業とのインタビューを掲載しています。